先日、台風一過で心まで清くなってしまうような青空の中、高齢の母を連れてお墓参り
に行ってきました。真っ赤な彼岸花が青空に生えて気持ちのいい朝でした。

彼岸前のお掃除に行くことが出来なかったので、軽くお掃除をしてからお花とみかんを
備え、水をあげてお線香をあげてきました。

ご先祖様には「今日またこうして元気にお墓参りができ、また家族を温かく見守って
くれたことに感謝します。」とお礼を言ってきました。

私の実家のお墓は共同墓地にあり、また車で30分弱の所になります。なので頻繁に行く
ことができません。
母は草が生えるのがとても嫌で行くたびに除草剤をかけてきます。
私はお墓に除草剤を撒くことにはなぜか違和感を感じるのですが、今は母の好きなよう
にさせてあげています。私自身も草むしりに行く時間的余裕がないので仕方がないと
諦めています。
お墓の事でもっと頭を悩ませているのは今後このお墓をどのように維持していくかです。
今の所、このお墓を相続するのは私しかおらず私の後は私の子供達になりますが、苗字
も違うし、通える距離に居住するかというと未定です。
また、子供たちにお墓を守る大変さを引き継ぎたくはないのです。
主人と私は樹木葬や散骨で全然OKな派なので彼ら達には負担が少ないと思う形を取りたい
のに、私の実家のお墓を継がせるのは申し訳ないと思ってます。
母は実家とお墓を守るために生きてきたような人なので、実家を売却しお墓まで無くなっ
てしまうのは身を切られる思いだとは思いますが、これからもずっと私にはお墓を守って
いくという約束は出来ないし、母が生きている間だけ嘘をつくことがいいとは思えないし
ジレンマ!
その上、墓終いとなると100万円くらいは見積もっておかないとと思うと・・・!
永代供養をしていただく寺院も探さないと、いまの寺院では永代供養は受けて頂けない
ので、これも頭を悩ませる一つです。
とにかく、核家族化や単身者が増える時代お墓の維持が問題になっていなか、私も早め
に方向性を決めておかないと!と考えるお彼岸です。
私のようにお墓相続で悩んでいる方は沢山いると思います。
最終的には墓終いしかないのかな⁈
因みに、お墓は祭祀財産なので相続放棄できないそうです。それはそうですよね😅
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